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RESTORE REPORT

90y E30 M3 DiamondBlack Restoration FileNo.14

DSC06183_R今回は90y E30 M3 DiamondBlack Restorationの続きの記事になります。
十四回目の更新となった今回はエンジンを載せる前の準備と
パワーウィンドウメカニズムの装着、リアの足廻りやブレーキ装着作業をご紹介していきます。
まずはエンジンを載せる前の準備としてエンジンルーム内の配線の処理を致します。
パルクヘッドのインシュレーターはすでに新品に交換済みになります。DSC06185_R屋内保管のM3ですが、プラスチックのコネクタ部分は経年で触ればパリパリと割れてしまい交換が必要な箇所も多いですね。
同じような2極コネクタでも形状が微妙に違いますので、それぞれ調べながら新品に交換出来る箇所は新品に交換していきます。
各配線をまとめているテーピングなども経年で粘着力が無くなり、ところどころ剥がれ落ちておりますので
一度すべて剥がしたのち、配線を綺麗に配置させるだけでなく、配線へのダメージを防止する為に
アセテートテープや耐熱チューブを使用してまとめていきます。DSC06188_R塗装を施して綺麗になったエンジンルームも配線を新しいテープでまとめる事によりスッキリとした印象になりました。DSC06287_RA/Cコンデンサ・電動ファン・オイルクーラーを取り付け。
DSC06294_Rドアパネル内のパワーウィンドウメカニズムを組み立て。DSC06297_Rパワーウィンドウメカニズム・ドアロックメカニズム一式。
基本的にこの部分は手を加える必要性が無かった為、軽く掃除したのち組み上げました。DSC06300_R各パーツを組み込んだ後、パワーウィンドウが問題無く機能するかどうかを確認します。DSC06332_Rリアの足廻りを組んでいきます。
オーバーホールしたビルシュタインショックを組んでいきます。
もちろんアッパーマウントなどの消耗品は新品に交換です。DSC06339_Rサイドブレーキのブレーキシューも新品へ交換しその他の細かいパーツも再メッキ加工された
オリジナルのパーツを使用して組んでいきます。DSC06344_R新しいサスペンションを装着し、前回のレストアの記事でオーバーホールしたブレーキキャリパーも装着しました。DSC06347_R足廻り部分のブッシュ類は全て交換済み、各パーツは分解後にサンドブラストを施しその後に綺麗に塗装をして組んでおります。
参考までにレストアの第三回の記事を御覧頂くと状態の変化がお判り頂けると思います。DSC06354_R前回のレストアの記事でオーバーホールしたデフもアクスルキャリアに搭載されましたね。
今までの記事では各パーツ毎の作業がメインになっておりましたが、綺麗にレストアされたパーツを再びボディへ装着する事で
徐々に車の全体像が見えて来ました。これでエンジン搭載後にすぐに動かせられるよう下準備はとりあえず整いました。
エンジンルーム内の作業が少々残っておりますが、次回にはエンジン搭載となりそうです。
過去記事はコチラからどうぞ。
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2016年05月09日