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RESTORE REPORT

75y 2002 4MT RestorationFile No.7

久々の更新・・・修理入庫やレストアなどの作業に追われていましたが、一段落です。
連続して更新していく予定です。

昨年から進行中の75y 2002 4MT レストアプロジェクト 第7回の更新です。
前回の更新からかなり間があいてしいまっておりますが、順調に作業は進んでおります。
今回は待望のボディが再生され戻って来たので外装の変化も含めてご紹介していきましょう。
ベースの状態どのように作業を進めていったか等確認しながら見ていくと
仕上がりや外装の変化が判ると思います。
まず外装の違いとして目を引くのがボディカラーだと思います。
元々のボディカラー ポラリスシルバーメタリックだったものを
当初のプランではClassicな赤味の【023 Granada Red】 へ
塗装予定だったのですが、オーナーの意向でバーガンディ系の色へ変更。
今回のボディカラーは2002の純正カラー【021 Malaga Red】で仕上げました。
調べてみるとバーガンディは2017年の流行色にも選ばれているそうで、それを狙った訳では無いと思いますが・・・
2002の外装との相乗効果で更にクラシックな雰囲気を漂わせて今まで製作した02とはまた違った印象の
仕上がりになっていくでしょう。外装はフロントバンパーレスにし、オーバーフェンダーを装着し【Turbo Look】に変更。
バンパーステーの穴埋めを行いました。穴埋めされたバンパーレスのフロントマスクも綺麗に仕上がりましたね。
オーバーフェンダーはターボ純正を使用していますが、バンパーとの取り合い部分が、そのままだと
しっくりこなかったので、綺麗に製作してもらいました。ボンネットは元々状態が良かったので仕上がりも上々。ルーフもボンネット同様に綺麗な光沢が出て鏡の様に周囲の映り込みを綺麗に反射しています。Aピラーのアンテナは取り外して穴埋め処理済。エンジンルーム右側。ボンネット裏。
オーバーフェンダーはリベットで装着。
当時ターボモデルが輸入された際、日本ではリベット留めのオーバーフェンダーでは運輸省の認可が下りず、
許可を得る為にリベット部をパテ埋めされて納車されていましたね。
この点は好みが分かれるところなので、オーナーの意向に沿ってリベット留め。
ちなみにボディー側の穴に錆が出ないよう、一工夫されています。
エンジンルーム左側。ルーフ後部。内部ダッシュボード部分(運転席側から撮影)車内前席部
後付けのクーラーのドレン処理とその後の施工ミスでボロボロだったフロアパンは綺麗に修復されましたね。
リアフロアパン室内中央部運転席側ドア。
古い車輌では水抜き穴にゴミ等が詰まって錆等の腐食が多いのですが、今回は大きな問題も無く作業が出来ました。腐食が進んでいた部分のフロアパンは交換溶接済。左リアトレイ周辺。スピーカー跡も綺麗に処理しました。左リアからCピラー・ルーフ周辺。トランクフード。
元々凹みも無く程度が良かったので綺麗な仕上がりになりました。トランクルーム内部。
一部チッピングコートを施してから塗装。トランクフード内側。スペアタイヤ受け部。左テールランプ部分。
凹んでいた部分は板金修復済。右テールランプ部分。フロントはバンパーレスですが、リアには再クロームしたバンパーを装着予定。右リアオーバーフェンダー部分。左リアオーバーフェンダー部分。運転席側サイドビュー。
サイドモールレス仕様の為、すっきりとした印象になりました。右フロントオーバーフェンダー部分。右ウィンカー部分。左フロント タイヤハウス部分。バンパーレス化されたフロントマスク。
元々付いていたリベットやバンパーの穴等は綺麗に処理されフラットな状態になりました。
今回のお気に入り加工箇所。

下廻りの仕上がりをフロント部から御覧下さい。
ベースの下廻りの写真と見比べると変化が良く判ります)お粗末な処理をされていた運転席付近は綺麗な仕上がりに生まれ変わりました。下廻りはテロソン社テロテックスでチッピングコート済。左リア タイヤハウス部分。左リア部分。右リア部分。右リア タイヤハウス部分。リアアクスルキャリア周辺。トランスミッション周辺。運転席下部周辺。助手席下部周辺。タイヤハウス内部はチッピングコート処理後にボディカラーと同様に塗装。今回はここまで・・・
前回エンジン・ミッション等の作業が終わり、
今回ボディの塗装が終わって徐々に完成に近付いていますね。
再生されたクロームパーツなども手元にありますので、これから組み上げていきます。

今回までのレストアの記事はコチラから御覧頂けます。

2017年06月26日