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RESTORE REPORT

2002tiiエンジンオーバーホール・No.4

346551dfd0d1069f前回クランクシャフトの取り付けまで終わったtiiのエンジン組み立ての続きになります。
ピストンを組み付ければ、シリンダーブロック部の作業は大方完了といったところでしょうか。
ピストンはMahle89.22mmを装着。当然メタルは新品に交換します。357551dfd1317069昔はピストンを挿入する時にエンジンオイルをたっぷり塗っていましたが
今はアッセンブリーペーストという組付けペーストがありますので
組み立て後の余計なオイル垂れがないので、非常に便利ですね。 136551dfd19715dcピストンリングコンプレッサーを使い、4本のピストンを入れていきます。 756551dfd1ed9a7dクランクを回して、スムーズにピストンが上下するかを確認します。 154551dfd253079bシリンダーブロックにピストンが装着されました。
各部のクリアランスを測定し、問題が無い事を確認しシリンダーブロック部の作業は
ひとまず完了です。 172551dfe4045ef0作業はシリンダーヘッドに移行します。
組付け前にスチームで洗浄。スタートはシリンダーブロックの時と一緒ですね。 880551dfe49d1f56洗浄が終わり、バルブスプリングの組み付け。 211551dfe4f3e8a9バルブスプリングコンプレッサーを使用して、外した時と同様にコッターを装着していきます。
ピンセットでコッターを送り、バルブステムの溝にはめ込んでいきます。 128551dfe5495419バルブのセットが終わったら、カムシャフトを取り付け。
カムシャフトは新品を使用。 173551dfe5ba941bロッカーシャフトを通し、ロッカーアームを取り付け。 190551e010d1aed5シリンダーヘッドの完成。
シリンダーブロックと合体させ事前にバルブクリアランスを調整を行います。 553551e0114c6458351551e017845d14タップでネジ山を綺麗にしシリンダーブロックとヘッドを合体させる準備を進めていきます。
次回には、キャブを搭載したM10エンジンの完成をお届けできるかと思います。

2015年04月03日