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RESTORE REPORT

E21 ALPINA C1 2.3下廻りパーツ脱着・サンドブラスト・ペイント

IMG_6052_R前回、フロアチッピングコートまでお届けしたC1 2.3の下廻りパーツ再生の様子をお届けします。
フロントリア共に見慣れた足廻りですが、それなりに錆も出ていますので
クラックなどが出ていないかをチェックし、問題が無ければブラスト~ブッシュ打ち替え~塗装の
工程で作業を進めていきます。IMG_6058_Rフューエルタンクはスチール製になるので、内部を防錆処理し、錆や古い塗膜をブラストし
塗装していきます。IMG_6059_Rフューエルポンプ・フィルターはもちろん新品に交換。
ブラケット以外は全て新品に交換します。IMG_6064_Rおそらく、初めて取り外しされたであろうリアアクスル部。
マルニの作りを継承している部分もちらほら。IMG_6067_Rデファレンシャルも分解清掃し、各シールを打ち替えていきます。IMG_6511_Rブラストの模様は割愛。
塗装前にブッシュの打ち替えを済ませておきます。
ここまで綺麗に剥離し、防錆処理後に塗装をする事で錆の発生はほぼ抑えられます。IMG_6509_Rセミトレアームブッシュ新旧。IMG_6516_Rフロントコントロールアームブッシュ交換。IMG_6518_Rコントロールアームブッシュ新旧。IMG_6532_R塗装。ブラストし足付けもばっちりなので、綺麗に色が乗ってくれます。IMG_6536_Rカムカバーはブラスト後に結晶塗装。IMG_6540_R塗装後に熱を加え、チヂミを促すと、このように綺麗な仕上がりになります。IMG_6542_R最後にロゴ部分を削ってフィニッシュです。IMG_6553_Rフューエル廻りをリフレッシュ。IMG_6558_Rフューエルライン・ブレーキラインをBrand-NewIMG_6559_RIMG_6566_Rデファレンシャルは全体をブラスト後に、各シールの交換。IMG_6569_Rデフカバーを取り外し。IMG_6573_Rセンターシールを交換。IMG_6580_Rサイドシールの交換。IMG_6583_Rデフギアも良く洗浄し、スラッジを落としておきます。IMG_6587_Rデフカバーはアルミ製なのでブラスト処理。IMG_6589_Rガラスビーズで仕上げていきます。IMG_6591_R綺麗なアルミ肌でフィニッシュ。IMG_6592_Rリアアクスルキャリアにセミトレアーム・デファレンシャルを組み込み。ボディとドッキング。IMG_6606_Rショックアブソーバーはビルシュタインでオーバーホールしております。
インナーシャフトも新品に交換済み。IMG_6563_R足廻りに使用するボルト・ナットも新品を使用。IMG_6611_Rフロントショック部IMG_6658_Rリアドライブシャフトのブーツ交換。IMG_6661_Rベアリングに傷が入ってないかを確認し、綺麗に洗浄後
新たにグリースを打ち替えていきます。
組付け時にはアウター・インナージョイントにガタツキが無いかを確認します。IMG_6641_Rブレーキキャリパーの塗装。IMG_6649_Rブラスト処理後に塗装していきます。IMG_6650_Rシルバーでは無く、ガンメタリックに近い色で仕上げてみました。
熱を持つ部分でもあり、ブレーキフルードが付着しても剥離しづらい
耐熱・薬品性の強い塗料で塗装している事は言うまでもありません。
これで下廻りを仕上げる準備が整いましたので、
早速次回は各パーツが組み込まれた下廻りをご紹介出来るかと思います。

2015年08月21日