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MAINTENANCE REPORT

第43回 ALPINA B3 3.0 ウォーターポンプ交換

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アルピナB3にお乗りのお客様よりウォーターポンプの交換を依頼されました。
昔からの常連のお客様でトラブルになる前にメンテナンスをしていただけるので私達も非常に安心です。
車輌は走行84,000Kmでウォーターポンプからの異音や水漏れは見られないのですが
経年劣化と走行距離を考慮し、大きくトラブルが出ないうちに交換するという
コンプリートカーとのうまい付き合い方を分かってらっしゃるお客様です。
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テンショナー、プーリー、ラジエター等を外し最後にウォーターポンプを外します。
軸にはあまりガタツキは見られませんでしたが、汚れの付着は見られました。
この年代のアルピナのウォーターポンプのインペラはプラスチック製で
この部分が割れシャフトの間で空回りし機能しない事もしばしばあるので注意が必要でしょう。
毎年、LLCの交換は実施している車輌ですが、経年による汚れの付着は致し方ないでしょう。
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同時にサーモスタットケース、サーモスタットも交換します。
サーモスタットケースもプラスチック製品ですからホースがジョイントする部分が硬くなって割れてしまったりと
トラブルが出やすい箇所でもありますので一緒に出来る箇所はついで作業として進めていきます。
サーモスタットも構造自体は簡単な物ですが開きすぎていてはオーバークール。
開かなければエンジン本体が駄目になってしまうという重要なパーツです。
走行距離が増えるとバルブを押さえている押さえ板が金属疲労や錆で割れてしまいサーモの故障が起きる事もあります。
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ラジエターも表裏良く洗い、腐食が無いか確認します。ラジエター下部に落ち葉や汚れがたまり
アルミの腐食が進みそこから水漏れを起こしている車輌も良く見られます。
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全ての下準備が整い、外した順と逆の手順で組み上げていきます。
アッパーホースロアホース共に新品に交換しました。
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最後にエンジンブロック内を洗浄し、LLCを注入し作業は終了です。
今回のような作業の場合、交換したとはいえその作業が体感で実感出来るわけでは無いですが
今回の作業は経年や走行距離に応じた必要な作業だと思います。
点検はいつでもしますので気になる方はお気軽にご連絡いただければと思います。

2007年07月31日