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MAINTENANCE REPORT

【E36 M3】フューエルライン交換【160,000Km】

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93054224dc131d18岩手で長年乗られているE36 M3。
当社には初入庫の車輛です。
無料点検でご来店いただき、下廻りをチェックすると雪が降る地方ならではの塩害による
ダメージがちらほらと。10554224de4a0129アルミ部分は真っ白く腐食が進み、鉄部は赤錆がとにかく酷い状態。
雪が降る地方では、融雪剤の影響でこのようになってしまう車は珍しくありませんが
その分、下廻り全体のパーツの劣化は当然早いので、関東以南の車輛より
こまめにリフトアップし、下廻りのチェックを行い状況に合わせ整備を行っていく必要があるでしょう。37854224deb52acf今回、着目したのはフューエルラインの劣化。
写真のようにタンクから伸びてきているラインはクイックカプラーになっていますが
カプラー部分を触ってみると今にも抜けてしまいそうで、錆の出ている部分が
いつ折れてもおかしくない状態です。
今回はタンク周辺のホースの交換と
フロントに伸びているフューエルラインを中心に交換を進めていきます。12454224df2d8eaaフューエルフィルターも同時に交換。10954224dfac9baaマフラーとプロペラシャフトを取り外し、タンクを降ろしてきます。
ガソリンの残量が多いと、抜き出しにかなりの時間を要します。30254224f06a75b5E30モデルと違い、プラスチック製のタンクなので錆の心配はありません。
さすがに今までタンクが劣化してガソリンが漏れてきたという事もないので
タンク自体の強度は相当あるとは思いますが、
タンク内の汚れや底部に溜まった水を除去できる機会はこういった時しかないので
しっかりと行っていきます。94054224f0d7d5ac洗浄開始。20354224f15d8d72燃料タンク内に水が溜まるという現象はタンク内の燃料が少ない場合に、
空気が占める割合が多いと昼夜の寒暖の差が大きい時に空気中の水分が水滴となり
ガソリンに比べて比重も大きい事から徐々にタンク底部に溜まっていきます。
E30モデルのようにスチール製のタンクであれば当然錆の発生を促しますので
タンク内はガソリン満タン状態をキープしておく事で、タンク内に水が溜まるのを防ぐ事が可能です。
長い間、車を動かさない場合は必ず満タンにしておく事も大事でしょう。
水抜き剤というものが昔からありますが、極々少量の水であれば効果はありますが
タンク内に錆が出ているような状況では全く意味がありませんので注意して下さい。10254224f1ea2121各ホースの交換。13554224f272d0e0フューエルフィルター新旧。95354224fcec0e04一番錆の酷かったフューエルホース。
タンク中央をバイパスするホース類を全て交換し、タンクを元に戻して作業は終了。
一度ガソリンを満タンにし漏れの無い事を確認して納車となりました。

2014年09月27日