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MAINTENANCE REPORT

【ストック車輛紹介】87y BMW M3 GetragClose5MT ディーラー車 ダイヤモンドブラック 走行51,000Km 1オーナー【E30】

DSC05831今回はストック車輌の御紹介を致します。
87y BMW E30 M3 GetragClose5MT ディーラー車 ダイヤモンドブラック 走行51,000Kmです。
こちらの車輌はワンオーナー車で、51,000Kmと走行距離も少なく、
非常に大切に使用されてきた事が伺えます。DSC05833前オーナーは横浜の方でしたので、現在のナンバープレートは
横浜33の二桁ナンバーをそのまま継承しております。
特に大きな改造箇所も無く、オリジナルコンディションをキープしております。
ゲトラグクロスミッションを搭載し、レーシングパターン(1速が手前)の5速MTが
M3本来の爽快な走りを堪能頂けます。
ゲトラグ社製のトランスミッションは通常のトランスミッションの歯車より強度と精度を兼ね備えているものの、
手間もコストも掛かる工法で制作されているので、日本ではGTRやスープラ等の高性能車輌のみ搭載し、
主に高性能車輌のパフォーマンスを発揮させるトランスミッションとして採用されている事でも有名ですね。
DSC05847ボディカラーは輸入台数が一番多かったとされるE30M3ではお馴染みのダイヤモンドブラック。
精悍な顔つきとM3独特の張出したブリスターフェンダーが、
走る事だけに重点を置いて設計された事を感じさせます。
当時グループAレースのホモロゲーション取得の為、
生産されドイツツーリングカー選手権で激闘を繰り広げた事は有名ですね。DSC05849長年の屋内保管のおかげで、ヘッドライトなどのくすみも無く、
フォグランプもしっかりと点灯し、夜間の走行も存分にお楽しみ頂けます。DSC05850フロントマスクも非常に程度が良いです。塗装状態が良い事が写真からでも伺えます。
DSC05852ヘッドライトはシールドタイプのオリジナルコンディション。
現代の車輌の光量より控えめな感じですが、それでも運転には十分な光量をキープしております。
DSC05853DSC05855飛び石等による傷や凹みもございません。
これだけのコンディションを維持出来ている車輌はなかなか出てこないかも知れませんね。
生産されてから約30年という月日を考えると、ベストコンディションの一台でしょう。DSC05854ホイールも純正の15インチでタイヤはピレリ製205/55R15を装着していましたが、
それなりに消耗していましたので、現在コンチネンタル製205/55R15にタイヤは履き替えております。
DSC05857こちらもM3モデルの特徴的なリアビューですね。
スクエアなテールと大型のリアウイングが特徴で、
ワイドなタイヤを装着する為のブリスターフェンダーも当時では衝撃的でした。DSC05866DSC05872運転席側の左側面に移った景色が歪みの無いストレートなボディを証明してくれます。
駐車している状態でもブラックのボディがより鮮やかに周りの景色を映し出し、
見ているだけでも十分楽しめます。
運転する事はもちろんの事、景色の良い所で美しい景色をボディに映しながら鑑賞するのも
車の面白い楽しみ方の一つなのかも知れませんね。DSC05874マフラーは純正マフラーを装着。キャタライザー・サイレンサー部分にも腐食などはありません。
問題無い吹け上がりで、しっかりとオリジナルコンディションを維持しております。DSC05875M3で有る事を証明するエンブレム。
これに憧れる方も多いのではないでしょうか?
メッキ部分に汚れや傷みも無く、グッドコンディションです。
近くで見てもテールランプは最高の状態で有る事がお判り頂けると思います。DSC05876助手席側の右側面。
こちらも歪みの無い綺麗な景色を映し出しております。
ブリスターフェンダーの張り出しが良く判りますね。
DSC05845これだけの状態のE30M3はM3専門店と言えど今となってはなかなかご紹介出来ないでしょう。
登場から既に約30年程経過しておりますが、
未だ人気は衰える事無く、ここ最近では右肩上がりでお問い合わせの多い車輛でもあります。
世界的にもコレクターが多く存在し、今後もBMW史に残る一台として
後世に伝えられていく車である事は間違いありません。
普段は屋内ガレージにて保管しておりますので、ご興味のある方はご来店前に一度ご連絡いただければ
ショウルームに移動致しますので、お気軽に申し付け下さい。

2015年11月02日