【E10 Restoration Second Edition】1971y 2002tii レストアFileNo.10【Round Tail】
本日は引き続き進めている1971y 2002tiiのレストアの作業をご紹介致します。
足廻りは前後共に組みあがりましたので、ここで一度タイヤを装着し、転がしてみたいと思います。
装着するホイールは13*5Jのアルミホイールを装着。
タイヤはミシュランのクラッシックモデルXAS165HR13をチョイス致しました。
このタイヤはクラッシックカーやヒストリックカー向けに生産されており
時代感を損なう事の無い佇まいで2002にも当然マッチするタイヤになります。タイヤとホイールを組付け、ホイールバランス調整もしっかりと。車輌へタイヤを装着致しました。
これだけでも全体の仕上がりの雰囲気が何となくですが伝わってきますね。ボディカラーはバイカルメタリック。
ボディの仕上がりについてはは以前も御紹介致しましたがブラスト処理後の記事と見比べて頂くと
仕上がりの変化がお判りになると思います。板金処理もきっちりと行われ、問題無く綺麗な仕上がりです。丸いテールランプが特徴のリア廻り。波うちがみられたトランクも四苦八苦しながらも作業を続けフラットな仕上がりになりました。フロアパネルの腐食が酷かった運転席、助手席共にフロアパネル交換を行いました。元々非常に程度が良かったリア内装部分。ルーフもサフェ後に塗装し、このように仕上がりました。運転席側から見たダッシュボードのベース部分。トランク裏のパネルも綺麗に仕上がりました。あまりにも修復痕が酷かった為、新品へ交換したドアパネルは歪みの無い映り込みを見せてくれます。エンジンを載せると見えなくなってしまうエンジンルームですが、頻繁にエンジンを脱着出来る訳では有りませんので
不具合を出さない為にも外装と同様に丁寧な処理が大切です。大きなボンネット裏の塗装も綺麗な仕上がりです。頻繁に開閉される運転席のドア内部もしっかりとした下地処理をして綺麗に塗装致しました。全体の雰囲気はいかがでしたでしょうか?
まだエンジンや内装・外装パーツが付いていないので雰囲気だけなのですが少しだけでも完成のイメージがお判り頂けたと思います。
今までのレストア記事はコチラから参照頂けますので是非御覧下さいませ。
2016年06月13日