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MAINTENANCE REPORT

【E30 M3】不動引取り修理【60,000Km】

16852a1202c614ebE30 M3が路上で動かなくなってしまったとの事で、自社ローダーで緊急引取り。
あまりにも遠方の場合は、その日のうちにとは行きませんが
関東近県であれば、引取りは可能なので外出中にトラブルに見舞われた場合には
お気軽にご連絡下さい。 41352a12034ec64a早速ピットに搬入し、検査を開始。 19152a1203e20706オルタネーターが異常に傾いているのが分かりますね。
原因は、ファンベルトの緩みによる充電不良でした。
単純な原因ですが、E30 M3の場合、オルタネーターブッシュが限界を超えてしまうと
今回のように、いきなり動かなくなってしまう事もありますので
定期的なチェックが大事になりますね。 20652a1204e4ef4fプーリー内側に錆が発生していますね。 85652a12059cfec1こういった錆もそのままにせず、しっかりと落とし新しいベルトをセットします。
たったこれだけの作業で、パーツの寿命や車のコンディションが
変わってくる所も多いので、駄目になっている箇所だけでは無く、
こういった点にも、当社メカニックは目を光らせて整備を行っております。 83952a12184a60d2オルタネーターブッシュはご覧の通りの状態なので、もちろん交換です。 75852a1219283d82新品と打ち替えし交換していきます。 13952a121a06d1c5ブッシュはゴム、ウレタン、テフロン等の素材があります。
左から右にかけて強度があり、長持ちすると言われていますが
オルタネーターのアジャストバーもE30 M3ではよく折れてしまうパーツなので
あまりにも交換頻度が高い場合は、アジャストバーの改良を含めて
ブッシュ素材を変更した方が良いでしょう。 98452a121aa0a1f7打ち替え完了です。16452a121ba5050fVベルトは新品に交換。
昔ながらのくさび型のVベルトで、同一規格の平ベルトよりも強力な摩擦力を発揮し
すべりが少なく大きな伝達能力を発揮しますが、
ベルト幅が細い為、ちょっとしたヒビ割れ等で、走行中の断裂等のトラブルも出やすいので
定期的なチェックと早期の交換をおすすめしております。 74852a1224ccd7c1オルタネーターとベルトの取り付けが完了致しました。
1枚目の写真と比べていただけると、どのくらいオルタネーターが傾いていたかが良く分かるかと思います。 20552a12257520c3作業終了後のテストラン。
オルタネーターからの発電量を見ながら、低速から高速までのテストを行い
問題が無い事を確認して納車となりました。
またのご来店お待ちしております。 

2013年12月06日