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MAINTENANCE REPORT

質実剛健

1986y BMW 325i
今年初めにマフラー交換等で入庫いただいた325i
今回は車検整備でご入庫いただきました。
トランスミッションオイルの交換
フラッシングを行い
排出
ドレンマグネットのスラッジも綺麗に取り除き
シールテープを巻き
オイルチャージ
デファレンシャルオイルの交換
こちらもフラッシング
排出し、オイルチャージ
パワステオイル漏れ
漏れ箇所は低圧側のホースだったので2本交換
こちらもポンプ・ギアボックス共にフラッシングを行い
システム内のスラッジを排出後にオイルチャージ
テストラン後の油面確認も忘れずに
アンダーパネル
漏れたパワステオイルがべっとりと
そのまま戻すのはNGですね
綺麗に洗浄し組付けします
ステアリングタイロッドのブーツ破れ
車検が通りませんのでブーツ交換です
4か所のうち2か所タイラップで止まっていましたが
しっかりとスチールバンドで固定
ウォッシャーが片側からしか出ず
こちらも車検上問題なのでバルブの交換
インシュレーター張替
張替というよりほぼ無くなっていましたが
防音・遮熱の役割は大きいです
旧接着剤を綺麗に剥がさないと、すぐに剥がれてきてしまいます
脱脂重要
インスペクションリセット
最終テストラン

今後のメンテナンスのメニューや時期などを予測しつつ現状の走行に問題無い事を確認し納車となります。

耳に飛び込んでくるエンジン音・ステアリングに伝わる脈動・アクセルペダルから伝わる官能的なエギゾーストパワー
現代の車から見れば、決してハイパフォーマンスではありません
質実剛健、ゲルマン魂の感じられる代表的なモデルのひとつでしょう。

2024年04月23日