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MAINTENANCE REPORT

BMW E46 318iアイドリング不調 ブローバイホース等交換

1914f506fde200f72064f507ca302d17先日の横浜の大雪はすごかったようですね。
その日私は関西へ。 火曜日の夜22:30に東名厚木インターから第一の目的地神戸に向け出発。
この時間はまだ雨も雪も無くこれからの悪天候など微塵も無い気配。
月末という事もあってか、いつもより大型トラックが多い為とても走りにくい・・・
できるだけ早く静岡を駆け抜けたいので愛知に入ってから夕食を取ろう・・・
なんて考えていると激しい雨!
伊勢湾岸道路に入り、きしめんを食べようと意気込むも食事処が全て閉まっており
取り合えずローダーを給油し、お腹を満たした気分になり再出発。
伊勢湾岸道路から東名阪~新名神へ。
新名神は道路も新しいし交通量も少なめだから走りやすいなんて思っていると
三重に入ると同時にそれまでフロントガラスを叩いていた雨音が変わり始めなんと大雪。
見る見るうちにワイパーで掻き分けた雪がフロントガラスの左右に積みあがっていく様は
法定速度を大きく下回る走行を余儀なくされ、おっかなびっくり草津まで走り抜けそこで再び雨に変わり
休憩と空腹の事など忘れ、ひた走り陸運支局のある六甲アイランドを目指し無事にAM4:30くらいに到着。
と同時に崩れ落ちるように仮眠。 2854f508296c65d8AM8:30アイドリングで小刻みに揺れるローダーの中で起床。
雨は上がりどんより曇り空。
西の空は明るく快晴の予感。
この時点で関東の雪予報の事はすっかり頭から消え失せており
晴れた事で、関西の情緒ある景色を眺めながら運転できることに一人で気分は盛り上がる。 2384f50829fb2039問題なく登録業務も終了し、新オーナーの自宅のある神戸西方面へ向かい1時間ほどで到着し
無事E30を届けしばしの談笑の後、次の目的地である京都舞鶴方面へ。
昨晩高速を走っていた所、舞鶴若狭自動車道ではチェーン規制されていましたが
日も上がってきたし大丈夫だろうと判断し舞鶴を目指す。 2044f5082abe83f6高速は幸運なことにチェーン規制解除中。
でも雪一杯です。
山の木々にも所々雪が積もり情緒深い。 9134f5082b5edfa6現地に到着。 1874f508304118ba車検整備で引取りのE24。
前日は気温-2℃で路面は凍り事故多発だったとか。
本当にいつ見ても綺麗に乗られており預かる度にこちらの気持ちも引き締まります。
とりあえず目的の半分まで達成したので帰社の連絡を入れると御殿場~大井松田間東名通行止めのお知らせ。
ここで雪予報を思い出すがそこまでとは思っておらずとりあえず行ける所まで行こうと帰路につく。 9154f50830b1d7d8大阪手前からはじんわりと春の日差しで車内は暖かく心地よい。
横浜が豪雪なんて想像もつかないほど。
伊勢湾岸道路を抜け東名へ。
東名へ入ると同時に電光掲示板に御殿場~大井松田間通行止めの表示。
途中浜名湖SAに後ろ髪引かれながらも御殿場周辺の状況が不明な為、鰻に再会を誓いそのまま走る。
焼津を過ぎた頃に煩いくらい表示されていた通行止め表示もなくなり解除のお知らせ。
途中で混んでたりもありましたが無事に20:00前に川崎インター到着。
インター降りてびっくり。京都よりすごい。
4年に一度しか訪れない閏日にめまぐるしく快晴、豪雨、曇り、豪雪と体験できたのは
ある意味思い出深い一日となりましたが、さすがに少々疲れました。2114f49ae7401988E46 318iアイドリング不調
アイドリングの不調は定番のイグニッションコイル不良でした。
1本だけエラーがでていましたが4本同時に交換。
同時にブローバイホースに亀裂が入っていたのとキャニスターが詰まり気味だったのでこちらも交換。 1794f49b14e2acf48904f49b1464d481 1704f49afacc4c10ブローバイガスは適正に還元しないと色々と不具合がありますから全てのホースも併せて交換。
ブローバイガスはいわゆる未燃焼ガスで
燃焼室から下に吹き抜けたもので機関的にあまり発生してほしくないものですが
レシプロエンジンには切っても切れない関係なのでうまく処理していくしかありません。
ブローバイガスの処理がうまく行われないと潤滑不良やオイル漏れ、早期のオイル劣化等の不具合がでます。
ブローバイの還元方法はいくつかありますが純正で取られているのは大体吸気側に
一度戻し再度燃焼させ直接大気開放しないといったものです。
旧車等のエンジンはどうしてもブローバイ量は多くなるので上記のような還元システムだと
一度吸気側に戻した未燃焼ガスにオイルミストが混ざっていると
そのまま吸気経路がオイルまみれになることになるので
出来ればオイルミストの液化を促進するオイルキャッチタンク等で対応した方が良いケースもあります。
これは車のコンディション、走り方、排気量、気筒数等様々な条件により変わりますので
一例としてお読み下さい。
エンジンオイルフィラーキャップの裏側がスラッジだらけになっている車はブローバイの多い車です。
一度チェックされてみては?

2012年03月03日