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2009年07月10日

ウィンドウガラスのウロコ取り撥水加工 ボディコーティング前の下準備


こんにちは。オートファイン@横浜です。

南風と共に湿気が流れ込んで不快度数100%を軽く超えています。

週明けの予報は割と晴れマークが多いので梅雨明けを期待してます!

そんなわけでこの時期多くなる作業にウィンドウガラスのウロコ取り等のボディメンテナンス。

ガレージに保管出来ていても湿気によってちょっとした飛び石傷からも

塗装が内側からダメージを受ける事もありますので最低でも年に一度はボディのケアも忘れずに行ないましょう。

 

まずはウィンドウのウロコ取りをご紹介。

一度付いてしまうとシャンプーくらいでは落ちませんね。

ポリッシャーで施工する所も多いようですが

良く見ると細かな傷が付いている事が多いんですよね。

テストランで夜間走っていると丸く線傷が付いているお預かり車輌を良く運転します。

視認性は傷の無いフロントガラスと比べるとかなり悪いです。

それに気付いているor気にしているオーナーは少ないのですが、おそらくは慣れてしまっているのと

他の車となかなか比べる事が出来ないからでしょう。

その事を伝えて他の車と比較してもらうと視界の悪さにビックリされるオーナーが多いですね。

私のように一日に何台もテストランを行なっていると否が応でも

相違点や違和感を感じられるようになりますが時々そんな自分が嫌になったりもします(笑)

また量販店等にも出回っている粗目のコンパウンドだと粒子の粗さにバラツキのある商品が多く

ウォータースポットの取れる所、取れない所がはっきりと出てきてしまい

必然的に取れていない所を集中して磨いてしまうわけですが

ピンポイントで磨けるわけもなく。ウォータースポット除去済みの所も一生懸命磨いてしまうわけですから

傷付いてしまうのも当然ですね。

写真にあるように当社では粒子の大きさや成分等に違いがある

3種類のガラスクリーナーを使用しウロコ取りをしています。

ウロコの状態により使い分けポリッシャーは使わず時間はかかりますが人力で施工。

磨き残しや、ガラスに傷が入るなんて事はありません。

またウロコ取り後の撥水加工も同時に行なっております。

こちらはボディメンテナンス

ボディのガラスコーティングの下準備段階ですね。

とにかく取れるものは取って施工。

極力マスキングテープは使用しない。

何故かというと

一例としてモールの間に入っている泥が雨によって流れ落ちてきて施工直後なのに

上の写真のようになっていたら気になりますか?気になりませんか?

はじめのうちは洗えば落ちますが、その内シャンプー洗車では取れない

雨染みに変化します。

もちろん年月が経てば再施工をしなくてはいけないのはどんなコーティングも一緒ですが、

見えない所を綺麗にするという作業は

決して自己満足的な作業では無く、板金修理跡の確認(どこで塗装を切っているか。

それにより磨き施工時に使用する液剤を考えなくてはいけなかったり、磨く工程を考えなくてはいけなかったり)

や見えない箇所から塗装が駄目になってしまっている場合の対応等々、

コーティング施工後の余計な汚れの付着を防止する事以外の様々な理由もあったりもします。

 

インナー部分も綺麗に。そして見るべき箇所をチェック。

問題があればオーナーに伝えます。

 

 

ブレーキダストが刺さったアルミの清掃はサービス作業ですね。

但し、ここでもチェック項目あります。

約1日半をかけ下準備終了です。

この後磨きとガラスコーティングが控えているので全ての作業が終了するまで正味3日は必要とする

作業なので週末預かり翌週納車というのが一般的でしょうか。

投稿者:autofine at 17:30 | メンテナンス

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