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2009年10月16日

濃色車のボディメンテナンス


こんにちは。オートファイン@横浜です。

横浜は秋晴れが続いてますね。

気温は暖かいような寒いような。

 

最近

『磨きのブログを見ました。』

と言われポリッシュ作業の依頼をよく受けます。

入庫車輌はオールドモデルからブランニューモデルまで様々です。

 

濃色車は磨き手の技術が目に見えて分かります。

磨く為にはバフと研磨剤が必要になります。

磨き作業はまず粗目のコンパウンドをそのコンパウンドに対応したバフでクリア層を切削していきます。

その切削過程で使用しているバフの回転傷も必ず発生するので

何工程かに分け使用するコンパウンド、バフ素材の目を細かくしながら、元から付いていた傷と

新たに付いた傷を小さくしていくことにより写真のように鏡面に仕上がっていくわけです。

(切削といっても何ミリも削るわけではないのでご安心下さい。何ミクロンといったクリア層を削ります。)

濃色車の場合、太陽光や水銀灯に照らされたボンネットや側面にオーロラのようなマークが

目立つ車を街中で見かけることもあると思います。

ある一定方向からは見えないのですが角度や光の当て方を変える事により模様が浮き出るような

傷で濃色車に良く見られますね。

このオーロラマークの正体はバフ傷です。

バフはポリッシャーに装着し回転運動で傷を取っていくと共に新たにそのバフ自身で傷を付けていきます。

上記に書いたようにコンパウンドを細目にしていくことにより目で見える大きな傷は消え、鏡面となっていきますが

極細目のコンパウンドを使用し常に一定方向へバフを移動させていると

どんなに技術の優れた人でもオーロラマークは発生してしまうので

バフの当て方を変えたり、ポリッシャーを変更する事によって

傷の方向をランダムにしオーロラマークを消してあげると言うわけなんですね。

そうすることによりどの角度から光を当てても車自体がぼやける様なオーロラが発生しなくなるわけです。


というわけで傷を取る為に傷を付けていくと言う、何とも矛盾した作業なのですが

地道に傷を小さくしていくという作業がポリッシュ作業になりこの作業の出来の良し悪しによって

その後のガラスコーティングやポリマーコーティングの性能が

十分引き出せるかどうかの重要な作業なんですね。

 

ホワイトやイエローでもオーロラマークを消さないと車全体の雰囲気がぼやけて見えます。

しっかり磨かれている車はフェンダーのライン等もくっきりとし、陰影がはっきりとした

車に仕上がります。

投稿者:autofine at 17:40 | メンテナンス

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