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2014年02月08日

【E53 BMW X5】オーディオ交換/フロントドライブシャフトブーツ交換【54,000Km】

こんにちは。オートファイン@横浜です。

本日の横浜は朝方から雪模様。

一日中降り続けるとか。

すでに辺り一面真っ白なので、かなり積もりそうですね・・・

X5がオーディオとドライブシャフトブーツ交換で入庫致しました。 

純正デッキから社外デッキに交換になります。

純正のサウンドシステムが搭載されているので

各スピーカーの配線引き直しが必要になります。 

JBLのサウンドプロセッサーが取り付けされていましたが、残念ながらこちらは取り外し。 

今回取り付けるのはカロッツェリアの2DINナビ、ビーコン、ドライブレコーダーになります。

KICKERのアンプはリアの純正ウーファーを鳴らせる為に新たに取り付け致します。 

JBLの左に設置されているのは、パッシブ・クロスオーバーネットワークといって

フルレンジのようなスピーカー(全ての周波数を一つのスピーカーで鳴らす)では

必要ないのですが、より再生周波数を幅広くする為のセパレートスピーカーでは、

各スピーカーに仕事を分散させるために取り付けします。

トゥイーターからは高音を、MIDスピーカーからは中低音をといったような

音の割り振りが簡単に出来るわけです。

純正アンプから必要な配線を取り出して、延長が必要な箇所は延長していきます。 

シフト廻りやインパネ廻りは傷を付けないように丁寧にマスキングをし作業を進めます。 

 

リアのウーファーからも綺麗な低音が鳴り響き、ジャンルを問わない音楽を楽しめるよう

仕上がりました。 

ドライブレコーダーも取り付け。

最近当社でも取り付けが増えてますね。

事故等のアクシデントで役に立つアイテムのひとつです。

これから装着率が増加していくアイテムになるでしょう。 

フロント左のドライブシャフトブーツの破れの交換。

4WDモデルでは、どうしてもステアリングの操作によって

フロントのブーツの消耗速度は早まりますね。 

あとで綺麗にしましょう。

破れてすぐにシャフト自体が破損する事はありませんが

飛び散ったグリスによるフロントブレーキの制動力が失われるといったような

安全面でも問題が出てきます。 

ドライブシャフトを取り外し、ブーツを交換する前に各部の古いグリスを洗浄します。 

 

ひとつひとつを綺麗に洗浄します。 

新しいブーツとグリスを用意。 

洗い油で一度全てのグリスを除去していきます。

ゴミが入ってはいけない箇所なので、徹底的に綺麗にしていきます。 

洗浄後は傷が入っていないかどうかを、こまかくチェックします。 

 

特に問題は見られなかったので、新しいグリスを充填し、元通りシャフトを組み上げていきます。 

 

ドライブシャフトはこれで完成しました。 

デフのサイドシールも同時に交換。 

一度で終わらせられる箇所で、一緒に交換をした方が良い消耗パーツは

出来るだけ同時に交換した方が良いでしょう。

目で見て駄目になっている所だけで無く、更にその先も見据えた整備眼が必要になってきますね。 

サイドシールを圧入し、ドライブシャフトを取り付けていきます。 

問題無く取り付けは終了しましたが、このままタイヤは付けずに

飛び散ったグリスをスチームで洗浄します。 

グリスを放置してしまうと、固着してしまい取りづらくなってしまいますので

念入りにスチーム洗浄を行います。

オイル漏れ等の修理の場合も同様で、古いオイルが残っていると

その後のメンテナンスや点検で誤診断をしてしまったり、検査に余計な時間がかかったりと

良い事はひとつもありません。

その修理で発生した汚れは確実にその修理で取り除く事が基本ですね。 

ここまで綺麗にし、タイヤを取り付けテストランを開始します。 

アルミホイールの裏側のグリスも、もちろん除去しています。

何度かのテストランで問題は見られませんでしたので、これで作業は完了です。 

投稿者:autofine at 12:57 | メンテナンス

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