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2015年02月24日

2002tii車輛ハーネス修理

こんにちは。オートファイン@横浜です。

 

 

E21 318iの完成と同時に、 ALPINA C1 2.3が板金全塗装から戻ってきました。

旧塗装はクリア・下地共にクラックが目立ち、そういった部分の下処理に時間がかかり

予定より一週間遅れての完成でしたが、塗装前後の変わりように新オーナーも

思わず笑みがこぼれてしまう色気のあるボディが甦りました。

さて、こちらは打って変わって地味〜な作業ですが

フルレストアには欠かせない作業のひとつ。

車輛ハーネスの修理になります。

さすがに四十年経過しているとあちこち絶縁被覆の硬化や破れ

電気が通る部分の導線への錆の発生・導線露出・コネクターや端子の劣化等

見て見ぬふりは出来ないパートのひとつですね。 

電気というものは目視で状態を確認する事が出来ません。

例えば貯水量の多いダムが放水を開始したとしても

川の幅が狭かったり、幅が広くてもごみなどが多ければ

予定していた量の水は河口域に届かないどころか、途中で決壊しあらぬトラブルを引き起こします。

それと同様で

四十年という時間で劣化した配線は、いくら電力量をアップしても

末端にある電気装置を正常に動かす電力を届けられない事も多く

電気装置を新品に交換したけれどその装置の能力を十分生かされていない

(ワイパー・パワーウィンドウの動きが遅い。ヘッドライトが暗い等)

ようなケースでは配線自体が抵抗となり発熱してしまっている事がほとんどです。

安全装置もしっかりしていないと車両火災の恐れもありますから

しっかりと見ておきたいところです。

配線・コネクターハウジング・端子

古くなった配線結束用のテープを剥がしながら、その状態を確認していきます。 

人為的にグチャグチャになってしまった配線も多いので

一本一本、当時の配線図と照らし合わせ、確認しながら配線の入れ替え・端子の交換

配線の結束を進めていきます。 

ヒューズ側と末端側の抵抗値を計測しながら、

使える配線・使えない配線を調べていますが、全交換した方が手っ取り早そうです…

投稿者:autofine at 11:16 | 2002

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