【E85 Z4】エンジンオイル漏れ修理・フューエルフィルター交換etc,,,【116,000Km】

今週末は3連休ですね。何となくお昼くらいから春陽気になってきましたね。
夜には雨になるようですが、それも明け方前には止むようなので、遊びに行かれる方には影響は少なそうですね。

本日のメンテナンスレポートは、E85 Z4の整備をお届けします。
エンジンオイル漏れやインタンクタイプのフューエルフィルターの交換、
作業中に発覚した、サーモスタットのセンサー取り付け部不良による
センサー・サーモの交換などをお届けしていきます。オイル漏れはカムカバー・プラグホールガスケットからの漏れ。
定番と言えばそうなのですが、このタイプのカムカバーはエンジン内の熱の影響で変形し
ガスケット交換でオイル漏れが収まらない事もありますので、
取り外した際にカムカバー本体の状態を確認する事も忘れずに行います。
カムカバー、新旧のカムカバーガスケット、プラグホールガスケット、カムカバーボルトのラバーシール。
カムカバーボルトのラバーシールは交換しないと、この部分からオイル漏れしますので必ず同時に交換しましょう。
ガスケットは自身が潰れる事でパーツとの密着性を高めているのですが、
エンジンからの熱や経年によって徐々に柔軟性が無くなり硬化する事で
オイル漏れを引き起こします。一度漏れ始めたオイルは止まるという事はありませんので
漏れが確認できた時点でしっかりとした処置を施しましょう。
最近では見なくなりましたが、外側からべったりとシールガスケットを塗り付けても止まりませんので要注意です・・・
カムカバーを外した際はカム廻りやチェーンなどのチェックなどをしておきます。
もちろん何か問題があれば即オーナーに報告します。
洗い油でカムカバーを綺麗に洗浄。
色が黒いので分かりにくいですが、カムカバーの内側は
エンジン内部で発生したスラッジやカーボン・燃焼ガスなどによって汚れがかなり付着しています。
そのままでも気にならないという方もいるかも知れませんが、これは作業する側の性格の問題でしょうね・・・
オイルフラッシングを行ってエンジン内部に堆積したスラッジやカーボンの汚れを落とします。
カム内部のスラッジ付着量が多かったので、時間をかけて出来るだけ落としてあげましょう。
10~15分程アイドリングを行ってフラッシング剤をエンジン内部へ浸透させ、落した汚れと共に古いオイルを排出。
排出は汚れたオイルが出来るだけ内部に残らない様に時間を掛け、オイルのしずくが垂れなくなるまで行います。
排出したオイルはそのまま廃棄するのではなく、
においや異常な金属片等が混ざってないか確認を行いエンジン内部に問題が無いかを確認する事も大切でしょう。新旧のオイルエレメント。同時にエレメントケースOリングなども交換します。
新しいエレメントを装着後、規定量の新しいオイルを注入してオイル交換が完了。
エンジンオイルの交換時期は走行方法や環境などにも左右されるのですが、
エンジン内部を常にクリーンな状態に維持する為にも3,000km~5,000kmで交換する事をおすすめします。
FUCHS TITAN 10W-40
フューエルフィルターの交換の為、マフラー等の排気パーツを外します。
インタンクタイプのフィルターなので、通常の円筒形フィルター交換と比べ
何気に手間がかかります・・・マフラー取り外し。
上に写っているのは、レストア中のマルニのパーツなので関係ありません・・・
これでようやく交換出来ます。
フューエルフィルターの脱着はSSTを使用します。
新旧のフューエルフィルター兼プレッシャーレギュレータユニット。Oリングも新品へ交換。
SSTで新しいフューエルフィルターを装着したらマフラー等の排気パーツを戻してフューエルフィルターの交換が完了。水温センサーのエラー表示が出ていたので確認すると・・・
サーモケース一体型のサーモスタットのコネクタジョイント部が破損。
最近のプラスチック結合部品は本当にダメですネ・・・
この部分からの冷却水漏れもありますので即交換です。
オーナーからのリクエストでテンプセンサーを交換。
油温と水温を管理するセンサーでシリンダーヘッドに装着されています。新旧のロアホース部の水温センサー。
冷却水の温度の異常を知らせるセンサーでロアホース部に装着されています。
新旧のサーモスタット。
サーモスタットはハウジングとセットでデリバリーされるので本体毎交換。
点検の際に出ていたセンサーのエラー表示。交換後はエラー表示も出なくなり修理が完了。最後にテストランを行い、修理箇所やその他に問題が無いかを確認。
低速時のハンチングを気にされていたので、学習初期化でお預かり時の症状は出なくなりましたが、
こちらは要経過観察ですね。また出るようでしたら対策案は考えておきますのでご相談下さい。