91y BMW ALPINA Roadster Body Restoration
今回のレストアレポートはボディレストアになります。
車輌は【91y BMW ALPINA Roadster Limited Edition】
作業前の写真は撮影しているのですが、全身クラックが入りパネルが脱落しないようガムテープで補修され
ミイラのような出で立ちだったのでアップは控えておきます・・・
見たい方はインスタにアップしていたかも知れません。
今回の作業は全身クラックの入っていたボディパネルを修復し、ホイールのリペア・ソフトトップの張り替え
合わせてデコラインも新調し張り替えしています。
ボンネット・トランク・前後バンパー以外は全て割れており、
割れていたパネルは補修の上、再度割れないようにパネル裏で補強を施し
取り付け部分もほぼ脱落していたので、外れないように補強。
ボンネットの塗装は細かくクラックが入り、そのままでは塗装出来ない為、剥離をし再塗装。
各部の仕上げの打ち合わせにも時間がかかりましたね。
ホイールのシルバーの肌目も、当時の新品ホイールを用意し綺麗に再現してもらいました。
ワンオーナー走行距離30,000kmの車輛ですが、
年月には勝てずリペア前はダストの付着などにより黄色く変色していました。
綺麗なボディライン。
運転席側サイド。
ガムテープで固定されていた無残だったフェンダー部分も綺麗になりました。
ウェザーストリップ類も交換出来る箇所は全て交換しています。
Z1モデルからの変更点であるALPINAのスポーツマフラー、タイヤはノーマルの205/55VR-15から235/40VR-17を装備。
入庫時にガムテープで固定されたボディパネルを拝見し、レストアの工程・工法を色々と熟慮し作業を行った結果、
ここまで綺麗に仕上がってくれてご協力いただいた職人さんやニコルさんに感謝。
最後に汚れてしまっていた二桁ナンバープレートを陸運支局で再交付していただき納車となりました。
2020年02月16日