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第8回 マイクロフィルター室内消臭に関するインプレッション

 
 
夏場、熱い車内に入り、エアコンを付けた時、むわっとした空気と共に漂う
いや〜なニオイが気になる方も多いと思います。
そこでニオイの根本的な原因と、消臭に関して今回はインプレッションしましょう。
 
  
 


まず、ニオイの根本的な原因を探してみましょう。
今回はエアコン操作時のニオイに限定していますので
まずマイクロフィルターのチェックです。
シートやフロアカーペット等から
カビやたばこのヤニ臭さが出てしまっている車輌もありますので、
そういった車輌はプラスαの作業が必要になってきます。
エアコンマイクロフィルターはE36型ではグローブボックスの
左奥にセットされておりE46やE39などはエンジンルーム内にセットされています。

 
  
 
右が新品。左が1年間使用のマイクロフィルターです。
汚れたマイクロフィルターを良く見てみると綿ボコりすす汚れ
何かの種子等、様々な汚れが付着しているのも分かりますし、
ニオイはやはりカビ臭いような決して良いとは言えないニオイを発しています。
マイクロフィルターの材質は基本的には紙になりますが
活性炭入りのものなども当社では取り揃えております。
やはり活性炭入りだとある一定の汚れの付着までは絶大な消臭効果がありますのでお勧めです。
ここ近年の汚れ方を見ていると花粉量の増加等により数年前に比べエアフィルター、エアコンマイクロフィルターなどは
汚れの付着が早くなっているような気がします。
ブロアファンモーター等のパーツ消耗速度を抑えるためにもマメにチェックしたい箇所ですね。
余談になりますが、風量を全開にしているのにあまり風が出てこないと言う時は
まずマイクロフィルターをチェックしてみてはいかがでしょうか。
おそらく写真のマイクロフィルターのように真っ黒になっているケースがほとんどだと思います。
 
  
 

マイクロフィルターのセットが終わったら、消臭作業に移ります。
当社ではWynn's AIRCO-CLEANを使用しております。こちらの商品は専用のAIRCOMATICという
専用A/Cクリーニング機にセットし微小な霧状態にした上で、
車内のカビバクテリアによって発生するニオイや、タバコや車内にこぼしてしまった飲食物のニオイ等を
覆い隠すのではなく元から断つように作られています。
作業時間は約30分になります。
効果は使用状況にもよりますが、約1年になります。
夏前に、マイクロフィルターのチェックと同時の作業をお勧め致します。
今まで色々な消臭方法がありましたが、なかなか思うような効果が得られなかった方、
車内のニオイでお困りの方、お気軽にご相談下さい。

 
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